FIREについて考えてみた
最近、早期リタイア「FIRE」の話題が目に留まることが多くなってきた。
FIREの露出度が高くなったのか、それとも自分が興味あるからアンテナが高くなったのか、どちらが正解なのかわからないけど。
FIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)
経済的に自立し、早期リタイアを実現する。
長く勤めている会社を途中で辞めるには、それなりの貯金が必要とのことだが、どうやらそうでもないらしい。
今の会社は、65歳まで雇用継続できるが、そこまで働きたくないなと思っている。ましてや、70歳まで働くなんて、まっぴらごめんだと思っていた。
しかし、年金支給開始年齢の引き上げによって、受け取れる年齢は65歳になってからだし、受け取れる額も減らされるかも知れない。それ以上に、医療費負担が2割になったことや、介護保険料が年々上がっているのも気になる。そして、インフレ時代の到来となれば、働けるだけ働いているほうが安心だということになってくる。
では、何のために働いているんだろうか。
若い時は生活の糧として、途中からは家庭基盤維持のため、最近は、老後の生活のためとして。
働きながらではないと、老後の生活ってできないんだろうか。
そう思いながら、今日も働いている僕であった。
トヨタパワハラ自殺認める
新聞の見出しに載っていた言葉。
そうなんだ。今から4年以上前の話ではあるが、あの大企業のトヨタでもパワハラが行われていたのか。
トヨタでも。。。
そう、「も」と書いたのは、僕の会社でも所長の言動に、それってどうなの?疑問を感じることがあるからだ。
新しい所長が僕のいる所にやってきたのが、2年前。
仕事が忙しいこともあって、度々声を荒げる場面が目につくことがあった。
でも、この5月になって、一段と僕に対する風当たりが強くなってきたように感じる。
手を挙げる暴力ではなく言動によるものなので、証拠が残らないし、忘れれば済むことなので、ひたすら我慢するしかない。
だって、相手は自分より立場が上なのだから。
それに、僕は昭和の時代から仕事しているので、他の若い世代と比べると、会社での出来事にはわりと免疫ができていると思う。
それでも、やはり納得できないことを何度も言われていると、流石にめげる。
休日は元気なんだけど、仕事に出かける日になると体の調子がおかしい。
う~~ん、困ったもんだ。
ついに若い人が休んだまま出社しなくなってしまった。社員が減った分だけ誰かがその人の仕事を抱え込まなければならない。そしてまた一人、出社しなくなってしまった。また、誰かがその人の仕事を抱え込まなければならないのである。
期限までに仕事ができていないと、所長がキレて騒ぎ出す。
こちらも懸命にしているつもりだが、限られた時間でこれまでより多い仕事をしなければならないので大変だ。そのことを知っているのか、知らないのか、叫んでいるのは困ったもんだ。
予定どうりに仕事が進まないので、こっちもイライラしてきてしまう。
いっそのこと、僕も叫んでやろうかな。
「あ~、落ち着いて仕事ができる環境が欲しい!」
老後の孤独と孤立
2019年10月の調査によると、全国の65歳以上人口は3,589万人で、総人口の28.4%を占めているとのこと。
お年寄りの孤立を防ぐためには何らかの社会参加が欠かせないが、70歳以上にもなると社会参加している人は47.5%の半分以下になっているとのこと。
地域を挙げた「孤独・孤立」対策が急務となっており、特に一人暮らしの高齢男性が孤立しやすいという結果も出ている。お年寄りが社会とつながりを持ち、新たな生きがいを得られる手立てはないものか、という記事を見てふと思った。
もちろん、僕にとってはまだまだ先の話ではあるが。
老後って、社会とつながりがなくなってしまい、孤独で孤立してしまうものなんだろうか。
新聞記事では、「ボランティアで防ぐ」と、様々な活動が書かれていたが、僕が70歳になった時、いったい何をして日々暮らしているのだろうかと。
そして、それは社会から孤立していて、孤独な毎日なんだろうかと。
今は仕事に忙殺されていて、休日がやってくるとあんなことやこんなこと、いろいろとしたいことがたくさんあって、どれをするにも時間が足りないくらいなのに。
もし、自分の老後に退屈な時間がたくさんあるのなら、今、その時間が欲しい・・・。
そなったら、1日が24時間でなく36時間になってしまうかな。
それはちと、マズイ。退職までの期間が長くなっちゃう。
70歳になった時、自分の書いたこのブログを読んだら、どう思うのかな。
70歳の君へ。孤独感、ありますか?