退職前の自分へ

理想的な人生とは何か。これからどう生きるかを書き綴る

五輪観客上限1万人決定のニュースを見て

東京オリンピックの観客上限は、最大1万人と決定したそうだ。

僕はスポーツをするのが得意でないこともあり、オリンピック競技の観戦にはそれほど興味がないのだが、開会式だけは欠かさずテレビ中継を見て楽しんでいるのである。

2020年7月に東京でオリンピックが開催されることが決定し、新しい国立競技場において開会式が開催されるということで、あの素晴らしいアトラクションや各国選手団の入場、それに聖火の点灯、夜空に舞い上がる盛大な打ち上げ花火等々、これらのショーを見ることができるチャンスとばかり、わくわくしながら数々の抽選会に応募したものだった。

オリンピック開会式を目の前で見るチャンスは、おそらく最初で最後のチャンスと言い聞かせ、1席30万円という途方もない高額のチケットを2枚申し込み、もし当たったらどうしよう、後悔するかな、それとも嬉しいかな、なんて思っていたものだが、結果はすべて落選。

さて、新しい国立競技場の椅子席には空席が目立たないような工夫が施してあるそうで、カメラに映った競技場の観客席は、たしかに誰も座っていないのにもかかわらず、なんか客席が人で埋まっているように見えてしまうから不思議なものである。

今年開催される東京オリンピックの開会式にも、観客上限1万人が適用されそうであり、チケットの再抽選が行われるようで、せっかく当選して、1年間我慢して持ち続け、その日程に競技場に行けるように宿泊の手配や交通機関の手配をしていたにも関わらず、もし抽選に漏れてしまったら見ることができなくなるなんて。。。

それこそ、手配料金の支払いやキャンセル料金の支払いが発生するようなことがあれば・・・、もしも自分がそのような立場になった時にコロナ禍だから仕方ないか、とあきらめがつくだろうかと考えてしまった。まあ、そもそも僕は開会式の入場券を持っていないんだから、そういう心配事が起きる可能性は皆無なんだけどね。

しかし、新しく建て直した国立競技場。まるで今回のコロナ禍の下で開催されるのを見越していたような客席のデザイン。さぞかし、7月23日の開会式のテレビ中継では、空席が目立たない、まるで競技場内が観客で埋まっているように見えてしまうんだろうな、きっと。